USER VOICE

株式会社CSR

代表取締役社長 天野智仁

  • 雨宮さん、なぜ天野社長とすごい会議をやりたいと思ったのですか?

    雨宮:天野社長とは今年の3月にお会いしました。ある会社の紹介でお話の時間を頂いたのですが、いくつか質問させていただいて、最後に社長プロジェクトとしてすごい会議を始めてみませんかとお話させていただきました。ただ、その時には、契約のサインを頂きませんでしたが、8月に再度お会いしてすごい会議をスタートさせることが決まりました。

  • 天野社長、すごい会議を始めようと思ったきっかけは何ですか?

    天野:私どもは、これまで営業会社としてやってきましたが、ここ最近ゆるくなったというか、4、5、6期目に成長が止まった気がしていました。また、会社のメンバーは昔からのやり方に固執しているところがあって、これまでの社内のやり方では突破が出来ない時期に「外部の刺激を入れないと」と思ったんです。一言で言えば、変化、アクセントを入れたかった。すごい会議は、そのような課題を感じていたときに、信頼できる社長さんから、紹介をしてもらいました。

  • 天野社長、「すごい会議をやってみませんか?」と言われてどう思いましたか?

    天野:はじめ出会った時、雨宮さんはどんな方だろうと思っていました。朝7時代に雨宮さんが来たときは、意識の高い方だと思いましたね。お会いして2時間半程度話して、最後にこういうのをやってるんですって言われたんですね。ミーティングの中で、雨宮さんとの会話を通じて自分の内側を引き出されていて、最後には「すごい会議」をやりたいと思ってました。ただ、弊社は、営業ができるメンバー揃いで、新しいやり方を取り入れるのに抵抗があることも考えられるので、そういったメンバーにどう説得する方法について考えていました。実際に「自分の考えや、もやっとしたものがスッキリして見えてくる」とは話したのですが、不信感を持っているメンバーもいました。

  • 雨宮さん、CSRさんにどんなアプローチでコーチングをしましたか?

    雨宮:まず、いくつか質問をした後、1年後、3年後の課題を出して、営業メンバーがどういう問題を抱えているのかヒアリングをしました。そして、一度スタンスや考え方をきれいにした方が良いと思って、ブレイクスルーのセッションに天野社長や会議のメンバーで参加してもらったんです。この段階ではまだ先ほど天野社長がおっしゃっていた「不信感」は払拭できませんでしたが(笑)、セッションの後みんなで飲みに行きました。明け方前の3時半位まで飲んでましたが、そこで話しをしても変わらないなら、参加しない方がいいですよ、と言ったら、参加すると言ったんです(笑)そのメンバーは「時間が欲しい。考えさせて欲しい」とは言っていましたが最終的には参加しました。

  • 天野社長、すごい会議を実施するにあたって、社員の方の反応はどうでしたか?

    天野:最初のメンバーの人間関係が良くなりました。会議を始める前と後で、メンバーがまとまりを持ち始めたように思います。このメンバーとやっていくんだと思えるようになりました。また、仲間同士がより仕事の中でコミュニケーションをとるようになってきました。

  • 雨宮さん、こういったことを起こすのにどんな工夫をされましたか?

    雨宮:通常の会議では普通じゃ言えないことを言えるように意識しました。タブーのない世界を作るように、サポートしました。

  • それはうまくいきましたか?

    天野:うまくいきましたね。仲間同士が仕事のことについて話すようになりましたから。以前は話しやすいメンバーとしか話さないところがありましたが、全体で話すようになり、数字に対する意識もつき始め、数字で会話するようになったと思います。

  • 天野社長、どんな目標を立てたのですか?

    天野:今期の売り上げを倍にしよう!ってあったので、それを達成しよう。としました。上半期4割できたら、下半期はその倍は出来るでしょう。と。

  • その目標を立てたことにより、どんな問題が解決されましたか?

    天野:まだ、問題だらけですけど(笑)、間違いなく言えるのは、一人一人が数字に対して意識が高くなったことです。話すときにも、数字を用いて話すようになったのは、かなり大きいです。私も会社の状況を話しているので、それによって会社って永続していくものなんだな、自分たちがやめてしまったら、会社は簡単になくなってしまうんだと。取り組む姿勢が変わりました。一方で、自分を変える、変えないの時に、まだ弱さが出て、甘さが拭いきれないメンバーもいます。周りの意見に圧倒されて、本当の自分の意見を言えず、どっかで不安か何かがくすぶっている人もいます。

  • 伸びているメンバーと、ついて来れないメンバーがいるという事ですか?

    天野:1、2人くらいですが、今までを捨てて新しい自分になろうとする時に、捨てきれないメンバーはいます。伸びているメンバーは、結果に拘って動いてくれています。コミットメントをしっかり実行しているんですね。行動が変わって、自分の視点だけでなく、他人に教育したり、自分が変わらないと相手も変わらないんだなと分かって、モチベーションが上がっていますよ。

  • 雨宮さん、天野社長とのセッションを通じてご自身はどのように成長されましたか?

    雨宮:もうこのメンバーは駄目だな、と思わないように、どうやったらこの方々のパフォーマンスが最大限になるか?を常に考えていました。駄目だって諦めたら、それ以上サポートしてもしょうがないですからね。そういう風にせず、どうしたら目の前のメンバーがパフォーマンスが最大化するのか?にフォーカスすると、自分の成長につながるんです。

  • 天野社長、雨宮さんに会うべきなのはどんな社長だと思いますか?

    天野:難しいですね。。。熱い人はハマると思いますし、内気な人や、外部の人とあまり触れていない人だと、ビビっちゃうんじゃないですか?また、会議や普段の場で自分を出す事ができない人だと、浸透するのに時間がかかりますし、対人能力が低い人だとビビってしまうと思います。例えば、裏方タイプのガツガツやらない人の中へ、一人だけ熱い男が入ると浮いちゃいますし、話せなかったりする人が経営者だと難しいんじゃないかと思います。

  • どんな会社に導入してみると良いと思いますか?

    天野:すごい会議を実際にやってみて思ったのは、会社の規模というよりも、20名程度の事業部ごとに落とし込みを行うと良いと思いました。また、10億程度の年商のあるような、お金に余裕のある会社であればすごい会議を実践してみても良いと思います。会社の規模が小さいと大きくなりすぎると支払いが大変なんじゃないかな。「すごい会議」の本を読んでもやってみようかな程度で留まってしまうのを、雨宮さんはすごい会議を通じて導いてくれます。持っているもの、あるのにうまく引き出せないところを、引き出してくれ、刺激になると思いますよ。

  • 今後、会社としてどんなチャレンジをお考えですか?

    天野:雨宮さんとの関係を永続していけるように目標を達成していくことが大切です。売り上げを2倍にするという目標を達成することで、足元や地盤をしっかり固め、すごい会議で打ち立てたコミットメントに責任を持って追求していきます。そして、売り上げをメンバーと共に築き上げ、まずは7期目をしっかりやり、8期目は7期目の成果で固まってきたところから更なる飛躍を期したいと思います。

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