USER VOICE

利益を生み出す社員を育てる組織に変革!

株式会社渕上ファインズ

営業企画課長 阿部ゆう子

  • プラン・ドゥー・シーでウェディングプランナーとして活躍後、クオリティーコントロールなどを担当。
    2006年11月に渕上ファインズに転職、営業企画リーダーとして営業にまつわる業務全般をこなしている。「雨宮さんは元上司。コーチングで一番変わったのは雨宮さんだと思います。」
    福岡でドレスショップブランドを複数展開する渕上ファインズ。コーチングが会社全体に浸透していたプラン・ドゥー・シーから転職してきた彼女にとって、会社の問題は前向きに解決し続けることであり、会社がよくなるチャンス。問題点を愚痴で終わらせてしまうことを敏感に感じ取り、その社風にもどかしささえ感じていた。

  • どこの会社にもあるような普遍的な問題解決への第一歩は「気づき力」を高めること

    どこの会社でもあることだと思うのですが、問題を愚痴で終わらせてしまったり、誰かがやってくれるだろうと他人任せにしたり、上司や同僚に遠慮して本音を言わなかったり、社長に対してイエスマンで自分で物事を解決しようとしないという風潮。私がそれまでいた会社ではいずれもなかったことなので、最初は戸惑うことの連続でした。
    コーチングのセッションで「会社の問題をあげてください」と言われても、ペンが動かないで「うーん」とやっている人がいて、問題認識がないのか、問題点の洗い出しがまずできない。それは真剣さと「気づき力」の差だと雨宮さんから言われ、じゃあどうやって「気づき力」を高めるかをまずセッション。
    全員が手帳に「今日の気づきは何ですか」と書いて、手帳を開ける度に今日気づいたことは何かな、と考えるようにしました。それが問題点を見抜く力になって、結果、問題解決につながると。

  • メンバーが次々に辞めていったり入れ替わったり・・・

    それがターニングポイントに コーチングセッションのメンバーは、社長と、開発、人事、財務、商品の各部長、エリアマネージャー、PR、教育担当で、3回目のセッションから私も参加しました。コーチングの過程で、メンバーのうち3人が退職しました。このとき雨宮さんから言われたのは「この人たちが辞めて何か困りましたか」と。「辞めたら困る人が辞めていく会社は問題だけど、困らない人が辞めたのは逆によかった、と思った方がいいよ」。確かにそこが会社にとってターニングポイントになったと思います。
    メンバーが入れ替わってセッションが活性化し、問題解決のスピードがはやくなりました。問題点をお互いに遠慮なく面と向かって言えるようになったり、愚痴で終わっていたことを解決につなげたり、あとは「いつまでにやる」という期限をつけることでズルズルしなくなり、上半期の目標利益を達成することができました。

  • いちばん大きなインパクトは社長が怒鳴らなくなったこと!

    でも(目標利益の達成に)何がいちばん大きかったかと言えば、それは渕上社長が変わったことだと思います。怒鳴ることが少なくなりました。(コーチング前までは)怒鳴ってばかりだったんですよ。怒鳴るからみんなますますものが言えなくなる。
    社長はちょっとしたジレンマを抱えていたんだと思います。自分と社員の温度差というか。社長自身、自分の態度や言動が、社員をイエスマンにしてしまっている、それじゃいけないとわかっているのに、多分そのやり方しか解決策がなかったのではないでしょうか。
    それが、コーチングを通して、怒鳴ってばっかりじゃダメだと気づいたのかな。それに伴い、メンバーも今まで言えなかったことを口にしたり、以前に比べてだいぶ意見を言うようになり、社長も聞く耳を持つようになったんです。

  • コーチングでいちばん変わった人、それは雨宮さんです

    変わったと言えば、雨宮さんもコーチングで大きく変わった人のひとりです。部下として出会った当時は、まだ雨宮さんがコーチングに出会う前で、どちらかというと問題を相談したらことを大きくしてしまうような極端なタイプの上司でした。
    自分の意見が絶対のマイウェイで、人の意見にすぐ「それちがうでしょ」と言ってしまうような。それが、コーチングに出会って、さらにコーチになって、どんな意見も否定しなくなった。「おっしゃるとおり」とか言って、言いやすい雰囲気を作ってくれます。
    今でもよき相談相手、自分ひとりでは解決できない問題も、雨宮さんにかかると解決への方向へ導いてくれます。私に「気づき」を与えてくれる人です。

USER VOICE 一覧へ戻る

PAGE
-TOP